野村不動産は5月19日、同社が手掛ける高機能型物流施設「Landport」シリーズの「Landport上尾II」が同18日に竣工、満床稼働したと発表した。
<Landport上尾II>
<カテゴリーマルチ対応実例>
「Landport」シリーズでは、物流オペレーション最適化を目指し、入居企業の業種(カテゴリー)を物件ごと、あるいはフロアごとに特定し、一般的な汎用スペックにカテゴリー特有の機能を標準仕様として付加した「カテゴリーマルチ型物流施設」の開発を推進している。
Landport上尾IIは、 同シリーズ初となるフロアごとに異なるカテゴリーを想定した仕様とし、温度帯保管など幅広いニーズに応える設計を実現したことで、EC系や医療機器系、出版・書籍系などさまざまな業種の企業の入居が決定した。
<広域図>
立地は首都高埼玉大宮線「与野出入口」から7.6km、圏央道「桶川北本IC」から7.9kmと、都心配送と広域配送の両方に対応。国道16号・国道17号など主要な幹線道路にも近接し、目的地に応じた走行ルートの選択が可能となっている。物件周辺はさいたま市・上尾市の住宅街が広がっており、人材雇用における優位性も確保した。
同社は2021年から、ハード面のみならず自動化(省人化・機械化)などソフトサービスも含めた物流オペレーションの最適化を目指し、企業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」を開始。今後もより総合的に物流課題解決に取り組むとともに、入居企業や地域社会の需要に応えながら、事業の拡大を図っていくとしている。
■物件概要
物件名:Landport上尾II【カテゴリーマルチ型】
所在地:埼玉県上尾市堤崎420-1
交通アクセス:JR高崎線「上尾駅」4.0km
首都高「与野出入口」7.6km
圏央道「桶川北本IC」7.9km
敷地面積:3万1221.23m2
延床面積:7万6700.78m2
構造・規模:RC+S造・耐震・4階建てシングルランプ型
着工:2020年10月1日
竣工:2022年5月18日
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