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豊田自動織機/電動式リーチタイプフォークリフトが賞を受賞

2022年05月20日/IT・機器

豊田自動織機は5月19日、「iFデザインアワード2022」に同社グループの産業車両4製品が選定されたと発表した。

<電動式リーチタイプフォークリフト「BT Reflex E-series」>
20220520toyodalf - 豊田自動織機/電動式リーチタイプフォークリフトが賞を受賞

このうち欧州子会社が生産する電動式リーチタイプフォークリフト「BT Reflex E-series」は、特に優れた製品として金賞を受賞した。

金賞を受賞した電動式リーチタイプフォークリフト「BT Reflex E-series」(日本未導入モデル)は、オペレーターの上方確認作業の繰り返しによる作業姿勢の負担軽減のため、運転席が傾斜する世界で唯一のフォークリフト。オペレーターに配慮した設計だけでなく、安全性、人間工学、エネルギー効率など、あらゆる面で優れたデザインである点が高く評価された。この製品は、ドイツ・デザインアワード2022においても金賞を受賞している。

iFデザイン賞を受賞した自動運転トーイングトラクターは、空港において、手荷物や貨物を収容したコンテナなどをけん引し、自動運転で搬送する車両。この車両には、周囲の状況や自車及び目的地の位置を的確に認識し、安全かつ正確に走行するための技術として、2次元/3次元LiDARによる障害物検知と自動停止、路面パターンマッチングとGNSSによる自己位置推定・誘導機能を採用している。実用化に向け、2021年3月には羽田空港で、全日本空輸と共同で実証試験を実施した。この製品は、2021年度グッドデザイン賞においてもグッドデザイン・ベスト100を受賞している。

なお、iFデザイン賞は、ドイツ・ハノーバーを本拠地とする、1953年に設立された世界で最も長い歴史を持つデザイン団体であるiF International Forum Designが主催し、国際的に権威のあるデザイン賞のひとつ。2022年は57の国・地域から1万件を超える応募があり、専門家による厳正な審査の結果、3512件がデザイン賞、73件が金賞を受賞した。

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