LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





スカニアジャパン/スカニアトラック111台リコール

2022年06月13日/IT・機器

スカニアジャパンは6月13日、国土交通省にスカニアLPGRSシリーズトラックのリコールを届け出た。

不具合の部分はキャブ補助ヒーター配線。

キャブ補助ヒーターの配線の取付位置が不適切なため、キャブ補助ヒーターブラケットと干渉し擦れるものがある。このため、最悪の場合、配線の損傷によりキャブ補助ヒーターが作動しなくなったり、ショートが発生したりする。またキャブ補助ヒーターの信号に悪影響を及ぼすことで、燃料供給ポンプの制御信号に悪影響を与え、イグニッションキーをオフにしても燃料供給ポンプが停止せずエンジンがまわりつづけ燃料が切れることでエンストに至る恐れがある。

全車両、損傷状況を確認し、配線が干渉しないようヒーターホースに固定する。なお、損傷状況を確認の結果、表面的な軽度な擦れの場合はテープにより保護する。また被覆がはがれ銅線が露出している場合は配線を交換する。

不具合の件数は0件、事故はない。

■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001485689.pdf

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース