日本船主協会は6月22日、北陸信越海事広報協会等とともに、新潟国際貿易ターミナルの協力を得て、6月15日に新潟市立南浜中学2年生約30名を対象に新潟東港国際ターミナルの見学会を開催したと発表した。
<見学会の様子>
<学習マンガ「船ってサイコー」を利用して講話>
初めに、管理棟屋上よりコンテナターミナル全景を見学。生徒は、多くのコンテナが並んでいることに驚くとともに、そのコンテナがトラックに積み込まれたり・トラックから降ろされたりする様子を見ることができた。
その後、会議室で同協会から、学習マンガ「船ってサイコー」を利用して商船の話、新潟東港国際ターミナル担当者からは同港ターミナルの概要について説明するとともに、「なぜ冷蔵・冷凍コンテナの色は白いのか」「1時間で何本のコンテナを船に積めるのか」「なぜガントリークレーンは3基あるのか」等の活発な質疑が行われた。
<黄色の機器がストラドルキャリア>
最後に、コンテナターミナルの構内を見学。ストラドルキャリアがトラックにコンテナを積み込む様子や迫力のあるガントリークレーンを間近に見ることができた。
なお、同協会は日本の暮らしと産業を支える海運をはじめとする海事産業の重要性を学校教育で取り上げてもらえるように、教育関係者に対し商船をはじめとする海事施設等の見学会や授業への協力、資料提供等を実施している。