日本パレットレンタル(JPR)は6月28日、みずほ銀行との間で、グリーンローンの契約を締結したと発表した。
グリーンローンとは、「グリーンローン原則」に準拠し、環境課題の解決・緩和に資する事業の資金を調達するために実行されるローン。このローンに用いた「グリーンローン・フレームワーク」は、日本格付研究所(JCR)が「グリーンローン原則」の適合性に関する第三者機関評価を実施しており、JPRは「JCRグリーンローン評価」の最上位評価である「Green 1(F)」の総合評価を取得している。
JPRは、レンタル方式によりパレットの共同利用を可能にすることで、サプライチェーン上の多様な企業をつなぐ一貫輸送を実現している。また、輸送に使用した後の空パレットの共同回収網や、パレットを繰り返し利用するために必要な補修整備機能も、利用企業間でシェアリングできるサービスを提供しており、循環型社会の構築に貢献。
JPRはこのローンにより調達した資金をレンタルパレットの購入に充て、環境負荷軽減ニーズの高まりなどを背景としたレンタルパレット需要の拡大に対応するとしている。
■本件ローンの概要
実行日: 6月28日
融資期間:6年
金額:4億円
JPR、upr/2024年問題対策等で両社の社長対談をYouTubeに掲載