三菱ふそうトラック・バスは7月5日、「ふそう スーパーグレート」など計3車種49型式・計3万7371台について、国土交通省へリコールを届け出た。
これらの車両は、駐車ブレーキ警告灯用スイッチが不適切なため、エア配管内に発生する凝縮水によって当該スイッチが正常作動しなくなるものがある。
そのため、駐車ブレーキを解除しても、駐車ブレーキの作動状態を正しく表示しない場合があり、Dレンジでの自動変速が不能(マニュアルモードでの変速は可能)になるとともに、EZGO(坂道発進補助装置)とヒルホルダ等が機能しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両の駐車ブレーキ警告灯用スイッチを対策品に交換するとともに、装着位置を変更する。
不具合の発見は市場からの情報によるもの。不具合件数は708件で、事故は発生していない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001489560.pdf