スクロール360は7月7日、アパレル物流に特化した「スクロールロジスティクスセンター春日部(SLC春日部)」の稼働を開始したと発表した。
同社はアパレルECの市場規模拡大に伴い、静岡県磐田市に既存のアパレル特化型物流センター「スクロールロジスティクスセンター磐田(SLC磐田)」を構えている。
SLC春日部は、アパレル物流のソリューション機能強化を目的に新設。大消費地である首都圏エリアに拠点を設けたことで、配送リードタイムの短縮やコストダウンを可能にした。
スクロール360のアパレル特化型物流センターでは、基本的な物流業務に加えて、複雑な在庫管理・季節変動対応・特殊な流通加工など専門性が高い業務までアパレル物流の全業務をワンストップで提供。直営店舗・販売委託先向けから、個人向けECまで、アパレル物流で求められるBtoBとBtoC両チャネルへの対応が可能となっている。
今後は、あらゆる顧客ニーズに対応するため、物流サービスのみならず、受注代行、決済代行、EC運営代行、通販システム、越境EC支援などのサービスメニューを追加・拡張していく方針。
■SLC春日部
所在地:埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸2410-3
敷地面積:1万1580m2
延床面積:2万m2
規模・構造:地上3階建、鉄骨造
稼働開始:2022年7月