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JICA/カンボジアで新コンテナターミナル拡張し物流環境改善

2022年08月10日/国際

国際協力機構(JICA)は8月6日、プノンペンで、カンボジア王国政府との間で、「シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張事業(第一期)」を対象として413億8,800万円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印したと発表した。

<調印式の様子>
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<借款金額及び条件>
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この事業は、カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港で、新コンテナターミナルを拡張するもの。港に寄港する航路数の増加及びカンボジアの貿易促進を目的とし、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール8(働きがいも経済成長も)、9(産業と技術革新の基礎をつくろう)に貢献する、としている。

事業の完成予定時期は、2029年5月(全ての施設供用開始時をもって事業完成)。 コンサルティング・サービス(詳細設計等)に係る招請状送付予定時期は2022年8月。本体工事に係る国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示は、土木工事(NCT2)パッケージ(Civil Works for NCT2)。予定時期は2024年2月。なお、NCT2とは、この事業で拡張予定の新コンテナターミナルの第二ターミナルを指している。

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