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安川電機/パレタイジング用途の人協働ロボット発売

2022年08月23日/IT・機器

安川電機は8月22日、これまで可搬質量10kgと20kgでシリーズ展開していた人協働ロボットに、段ボール等のパレタイジング用途への適用が可能な可搬質量30kgのモデル「MOTOMAN-HC30PL(可搬質量30kg、リーチ1600mm)」を新たにラインアップし、同日から販売を開始したと発表した。

<MOTOMAN-HC30PL>
20220823yasukawa 1 - 安川電機/パレタイジング用途の人協働ロボット発売

<使用イメージ>
20220823yasukawa1 - 安川電機/パレタイジング用途の人協働ロボット発売

MOTOMAN-HC30PLは、段ボール等のパレタイジング用途に対応するため、可搬質量を30kg、リーチを1600mmとなるよう設計されている。これにより、人と同じ作業スペースで重量物のハンドリングを可能にし、設備の省スペース化を実現した。

また、ロボット先端のハンド取付け部は、標準規格「ISO9409-1-50-4-M6」に準拠しており、同規格に準拠した豊富なハンドや周辺機器などを簡単に接続・動作させることができる。

さらに、MOTOMAN-HCシリーズの安全機能を踏襲し、外部からあらかじめ設定した制限値を超える力を検出すると自動で停止する「人協働モード」を実装したことで、安全柵を設置せずにロボットを運用可能。

そのほか、プログラミングペンダントを使用した従来のティーチング方法に加えて、ロボットアームを直接手でつかんで自由に操作し任意の動作を教示できる「ダイレクトティーチング機能」を備えており、直感的にロボットへの動作指示を行えるため、ロボット操作に不慣れな担当者や、頻繁にティーチングが必要となる工程にも導入することができる。

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