LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





三菱ケミカル/9月21日受注分からフィルム値上げ、物流費も一因

2022年09月05日/生産

三菱ケミカルグループは9月5日、フィルム製品について、9月5日受注分より価格改定を実施すると発表した。

原油・ナフサ等の市況高騰や円安の加速により、粗原料の価格が上昇していることに加えて、ユーティリティー費用、物流費、副資材費等の諸費用の上昇により、事業環境は悪化。同社グループとしては、継続的な合理化に鋭意努力してきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、4月に表明した価格改定に追加する形で改定を実施することにしたもの。

製品名は、二軸延伸ガスバリアナイロンフィルム「スーパーニール」、二軸延伸ナイロンフィルム「サントニール」、透明蒸着フィルム「テックバリア」ONY系。

値上げ幅は+500円/連(15μm換算)。

関連記事

生産に関する最新ニュース

最新ニュース