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愛媛県トラック協会/健康管理と疾病対策を目的に線虫がん検査

2022年09月05日/CSR

愛媛県トラック協会はこのほど、HIROTSUバイオサイエンスが開発・提供する線虫がん検査「N-NOSE」を、2022年度新規助成事業に採用した。

事業用トラック運転者の健康管理と疾病対策を目的に、愛媛ト協が窓口となり加盟730社を対象として、1社あたり上限10名に検査を提供するもの。

「N-NOSE」は、嗅覚に優れた線虫という生物が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。

トラック業界では人材確保が非常に難しくなっており、がん療養などによる長期の職務離脱を防ぐことは大きな課題であることから、愛媛ト協は事業用トラック運転者の健康管理と疾病対策のために新規助成事業に「N-NOSE」を採用することを決定したもの。

取り組みでは、愛媛ト協が加盟社1社あたり上限10名に対して「N-NOSE」検査料金の一部を予算内で負担するほか、法人窓口として検査にかかる一連の手続きを代行することで受検の効率化を図る。

■概要
助成対象者:愛媛ト協会員県内営業所のトラック運送事業関係に常勤する従業員
助成額:1名あたり4550円助成(自己負担7000円、当該年度中1名1回限り)
助成限度数:当該年度中、1社あたり10名を上限
申込期間:2022年9月1日〜10月31日(2か月間)

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