明治は9月14日、国内最大の生乳基盤である北海道において牛乳を生産する新しい工場として「恵庭工場」を設立し、7月より生産を開始したと発表した。
北海道恵庭市に新設した恵庭工場は、同社の牛乳を生産する工場。国内最大の生乳生産基盤である北海道において、牛乳の生産体制を強化し、2023年度計画では生産能力約8万7000klを目指す。生産性向上を実現することにより、牛乳の安定供給と事業の競争力強化を図るとしている。
また、明治グループでは、「明治グループサステナビリティ2026ビジョン」の3つの活動テーマの一つに「環境との調和」を掲げている。これを実現すべく同工場では、CO2排出削減に向けた1492枚の太陽光パネルの設置や年間420万kWhを自家発電するコージェネレーションシステムの導入、水資源の徹底的な再利用や節水などに取り組んでいる。
同社では、牛乳の安定供給に加え、サステナビリティへの取り組みも強化することで、持続可能な社会の実現に向け、引き続き社会課題の解決に事業を通じて貢献していくとしている。
■概要
所在地:北海道恵庭市戸磯47番15(恵庭テクノパーク内)
投資額:約120億円