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三菱ふそう/EVトラック電欠時の代替輸送補償付き保険提供

2022年09月15日/IT・機器

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は9月15日、国内初となるEVトラック電欠時の代替輸送補償付き保険提供に向け東京海上日動と保険契約を締結したと発表した。

<「eCanter」次世代モデル(イメージ)>
20220915mftbc 520x347 - 三菱ふそう/EVトラック電欠時の代替輸送補償付き保険提供

電欠時の代替輸送費用の補償の提供は、乗用車向けも含めて国内初となる。

この商品は、MFTBCが2023年春に発売予定の電気小型トラック「eCanter」次世代モデル向けにダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア(DTFSA)が提供するフルカバーサービスのグリーンリース契約に加入した、緑ナンバーの事業用車両が対象。補償には、電欠だけでなく事故によって積載物の輸送が不可能となった場合も含まれる。

それらの場合に、顧客が「eCanter」によって本来運ぶはずだった積載物について、この商品が目的地までの代替輸送費用をカバーする。補償期間は車両のリース契約期間となり、年に1度まで、最大5万円が補償される。

この商品は、マーシュ ジャパンが保険代理店として事故時の顧客との連絡や保険金請求手続き等の各種サポートを行い、保険金は東京海上日動から顧客に支払われる。

MFTBCは2017年に国内初の電気小型トラック「eCanter」を発売して以来、5年間の間に、顧客から様々なフィードバックを得ている。この商品は、充電インフラが十分でないことなどによる電欠への不安を払しょくし、EVトラック導入に際するお客様の懸念点を解決するものとして開発されたものだ。

MFTBCは2023年春に予定している「eCanter」次世代モデルの発売に際し、EVトラックを顧客に使用するうえで必要不可欠な周辺要素をMFTBCの知見と経験でサポートし、顧客のEVシフトを支援する包括的ソリューションプログラム「FUSO e モビリティソリューションズ」の展開を進めており、この商品はその一部。MFTBCは今後、「FUSO e モビリティソリューションズ」をさらに充実させ、顧客のEVシフトの支援、ひいては社会全体のe モビリティの普及促進に貢献するとしている。

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