郵船ロジスティクスは10月3日、温室効果ガス(CO2)排出量算出システム「e-calculator」の機能を拡充し、9月29日から海上貨物・トラック・鉄道輸送も対象に加え、サービス提供を開始したと発表した。
e-calculatorは、貨物の発着地と重量を入力すると、輸送の際に排出されるCO2量を算出するシステム。これまでは航空貨物輸送を対象にしていたが、新たに日本国内外での海上貨物・トラック・鉄道輸送時のCO2排出量が算出可能になった。これにより、複数のモードを組み合わせた輸送でも、輸送区間ごとにモードを選択し、全体のCO2排出量を算出できる。
このほか、新機能として「利用者登録機能」を追加。登録することで、システム内に専用ページが設定され、算出結果を100件まで保存できるようになるほか、ダウンロードや印刷が可能になる。
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