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アイディオット/内閣府のスマート物流実証でデジタルツイン開発

2022年10月03日/SCM・経営

データプラットフォームの提供及びデータ・AI技術を駆使したデジタルツインを提供するアイディオットは10月3日、内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「スマート物流サービス」の、ビックデータ利活用プログラムにおける実証実験3件の途中成果として、需要予測を搭載した「ADT(アイディオット・デジタルツイン)」のα版をリリースしたと発表した。

<ADT(アイディオット・デジタルツイン)」α版>
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デジタルツインとは、現実の世界から収集した様々なデータを、まるで双子であるかのように、コンピュータ上で再現する技術のこと。 コンピュータ上では、収集した膨大なデータをもとに、限りなく現実に近い物理的なシミュレーションが可能となる。

ADTは、物流業界の基礎データを、数十種類のデータセットに集約したデジタルツイン。SIP「スマート物流サービス」研究推進法人に指導を受けながら、データプラットフォームを有する同社が物流情報(物流拠点、配送員、車両等)だけでなく、地図上に天候情報や現実の情報を入れ込み、リアルタイムで連動した可視化シミュレーターだ。

同社は実証実験により、自然災害や用途地域の表示小売店の入荷数などをヒートマップとして可視化、拠点配置戦略の判断基準となる情報を描画。物流拠点情報や配送員の勤務時間及び稼働状況、車両情報を入れることで、リアルタイムでの可視化及び業務効率化などを実現した。

また今後、同実証実験により、脱炭素社会へ向けたスコープ1(事業活動に伴う直接排出量)、スコープ2(事業活動で使用した熱・エネルギーの製造段階における間接排出量)の可視化・スコープ3(事業活動に関連する他社からの間接排出量)におけるカテゴリー4(輸送、配送(上流))の算定及び可視化を目指す。

<開発イメージ)>
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さらに今後、豊富な外部データを取り込んだ、高精度の需要予測、外部デバイスと連携を実現させた積載率の可視化など、物流企業様の抱えている課題を、複数の企業とパートナーシップを組み、開発していくとしている。

SIPは内閣府に設置された総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクト。SIP第2期「スマート物流サービス」では、サプライチェーン(SC)全体の最適化を図り、物流・商流分野でのデータを活用した新しい産業や付加価値を創出し、物流・小売業界の人手不足と低生産性の課題解決を目指しており、同社は全6件の実証実験のうち、3件のテーマで採択されている。

■ADT(エー・ディー・ティー)
https://aidiot.jp/product/adt/unso/

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