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日本通運/半導体需要に対応した高機能物流施設のサービス開始

2022年10月03日/物流施設

日本通運は10月3日、三重県四日市市の「NX四日市垂坂(たるさか)物流センター」でサービスを開始、半導体関連需要に対応する拠点網を拡充したと発表した。

<NX四日市垂坂物流センター外観>
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半導体は、スマートフォンやパソコン、自動車などあらゆる電子機器に内蔵され、現代の産業・社会にとって必要不可欠な物資として、安定的な供給が非常に重要となっている。

NXグループは、「NXグループ経営計画 2023~非連続な成長“Dynamic Growth” ~」で、半導体関連産業を重点産業と位置付け、半導体サプライチェーンに対して、NXグループが有する総合力を生かし、End to End のソリューションをグローバルに展開すべく、DC業務を提供する拠点整備を進めている。

四日市市を含む三重県北勢地域は、半導体・自動車など多様な産業が集積し、国際拠点港湾(四日市港・名古屋港)と高速道路網が相まって、生産活動が活発なエリア。

NX四日市垂坂物流センターは、大手半導体メーカーの工場に隣接し、東名阪自動車道への交通アクセスが良く、災害時の液状化・氾濫のリスクが低く、BCP拠点としても優れた立地にある。

また、半導体生産部材など高品質な保管環境が求められる商品に対し、フロア・区画毎に空調とセキュリティ機器が標準装備となっているほか、非常用電源も設備されており、24時間365日の稼働体制を整えている。

NXグループは、経営計画において重点産業と位置付ける半導体関連産業への取り組みを強化するとともに、今後も物流機能をグローバルに拡充し、顧客の事業活動の発展に貢献していくとしている。

■新倉庫の概要
名称:NX四日市垂坂物流センターA棟
所在地:三重県四日市市垂坂町字山上谷1340-8
構造:鉄骨造地上7階建て(倉庫5層、事務所7層)
延床面積:3万4541.40M2(1万448.77坪)
主要設備:ドックレベラー、空調(30℃以下、倉庫エリア全区画、区画毎独立)、非常用電源設備(24時間)、録画式監視カメラ(倉庫エリア各区画)
営業開始日:2022年9月28日

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