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AZ-COM丸和HDとジオテクノロジーズ/中小運送業DX化へ提携

2022年10月03日/SCM・経営

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AZ-COM丸和ホールディングス(HD)とジオテクノロジーズは10月3日、2024年問題対策、脱炭素配送に向けた物流DXソリューションの開発に関するアライアンスを締結したと発表した。

<地図のメジャーカンパニーと大手運送業者が協業>
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業務提携の目的は、人手不足対策、脱炭素配送に向けた物流DXソリューションの開発。AZ-COM丸和HDは、国内サードパーティ・ロジスティクス(3PL)事業に強みを持ち、「AZ-COM丸和・支援ネットワーク(AZ-COMネット)」という中小のトラック運送事業者を中心とする会員制のネットワークを創設した3PLのリーディングカンパニー。AZ-COMネットは、全国規模で経営改善や配車担当者・ドライバー向け教育を始め、物流業界の課題に対して企業単位で対処する具体的な施策・対応に取り組んでいる。

一方、ジオテクノロジーズは地図のメジャーカンパニーとして、創業時からカーナビ用のデジタル地図、自動運転用の高精度地図の開発を手掛け、現在では高品質な地図をベースにした「トリマ」や「MapFan」ブランドといった個人/法人向けの位置情報ソリューションサービスを提供している。

AZ-COM丸和HDのトラック運送のノウハウと、ジオテクノロジーズの位置情報ソリューションの開発ノウハウを掛け合わせ、両社はトラック運送業界が抱える働き方改革や人手不足の対策、効率輸送による燃料消費の改善と脱炭素配送などの課題解決を目的とした物流DXソリューションの創出に着手する。

具体的には、トラック業界の99%を占める中小運送会社向け位置情報プラットフォームの開発・サービス展開。

両社が目指すのは導入しやすい利用価格設定かつ、専用機器を不要とする位置情報プラットフォームの開発。スマートフォン端末でドライバーの運送業務を支援、PC端末を用意するだけで、運行管理者の業務の一元管理を可能にする。導入現場の利用者が直観的に操作できることを第一に、さらに短期間で導入効果を上げるため、AZ-COM丸和HDでの利用試験・導入を経て、2023年1月に全国へ展開していくとしている。

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