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セイコーエプソン/35億円投じ、秋田県に約1万m2の新棟建設

2022年10月04日/生産

セイコーエプソンは10月4日、グループ会社である秋田エプソンが、インクジェットプリンター用ヘッドの生産能力増強のため、総額約35億円の投資を行い、現在の秋田エプソン敷地内に新棟を建設すると発表した。

<秋田エプソンの新棟(完成イメージ)>
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新棟は2022年11月から建設を開始し、2023年12月竣工の予定。この投資により、将来的には秋田エプソンでのインクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を現在の3倍程度にまで拡大できる見込み。

今後の需要伸長を前提に、最先端「PrecisionCore(プレシジョンコア)マイクロTFPプリントヘッド」搭載インクジェットプリンター供給増を念頭におき、製品ラインアップ強化や外販ヘッドの拡販対応も視野に入れ、 将来的な生産スペースの確保も踏まえた建屋投資計画となっている。

また、新棟は既存工場棟に併設して建てられ、PrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッド生産拠点の秋田エプソンへの集約による効率性も考慮した計画となっている。加えて、生産設備に関しては、人生産性やスペース生産性のさらなる向上も織り込んだかたちで工程整備を進めていくとしている。

■秋田エプソン新棟の概要
所在地:秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地
事業内容:インクジェットプリンター用ヘッドの製造および組立(大容量インクタンク搭載プリンターおよびビジネスインクジェットプリンター用)
建築面積:3668.80m2
延床面積:1万683.77m2
従業員数:新規採用を若干名予定

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