福山通運と小丸交通財団は10月14日、岡山県の備前市立備前中学校で全校生徒270名を対象にした交通安全教室を同11日に開催したと発表した。
今回の交通安全教室では、自転車での交通事故防止に対する交通安全意識の向上を図りたい学校からの要望を受けて、ドライブレコーダーの映像や自転車シミュレーターを使用した危険予測についての体験学習を行った。
生徒からは「交通事故は他人事ではなく、自分自身にも起きる可能性があるので、自転車の交通ルールやマナーを必ず守りたい」など、交通安全意識の向上につながる感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に設立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っているほか、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。
福山通運、小丸交通財団/ソルボンヌ大学等と産学連携で意向書締結