青函フェリーは11月8日、函館どつくに「あさかぜ5号(1998年就航・1,958トン)」の代替船として発注した第913番船(2023年3月就航予定・約3000トン型)の命名・進水式を11月7日に函館造船所第1号船台で行ったと発表した。
栗林商船の栗林 宏吉社長が「はやぶさII」と命名披露した。
「はやぶさII」は、従来船の船首の形を変え波の抵抗を低減。船尾船底の構造なども大幅に見直し、荒れがちな津軽海峡の波による揺れを抑える構造としている。
また、推進部のスクリューやエンジンは最大出力時の燃料効率を、運航中のフェリーより5%程度向上。合わせて客室に伝わるエンジン音も軽減となる。
さらに、メイドイン函館の新造船であることから、函館市にゆかりのあるモノ(五稜郭、おんこの木など)をグラフィック化したデザインとなっており、空間のオリジナリティを演出し青函フェリーであるというイメージを明確に表現している。
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