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丸運/4~9月の売上高0.6%増、営業損失1800万円

2022年11月09日/決算

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丸運が11月9日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高229億600万円(前年同期比0.6%増)、営業損失1800万円(前期は2億9300万円の利益)、経常利益6600万円(80.9%減)、親会社に帰属する四半期純利益6700万円(58.3%減)となった。

貨物輸送セグメントの売上高は116億4700万円(3.4%減)、経常利益は前年同期比3億3000万円減のほぼゼロとなった。半導体不足による自動車・家電等の減産に伴い、アルミ・銅・化学品などの素材物流が減少したほか、流通事業での新規冷蔵保管貨物案件の不調やペーパーレス化による印刷物の輸送減、基幹システム導入に伴う費用増などの影響から、減収減益となった。

エネルギー輸送セグメントの売上高はサーチャージ収入増加等の影響で前年同期並みの71億7200万円、利益面では燃料代・基幹システム導入などの経費が増加した影響で前年同期比5500万円減となる1億1300万円の経常損失となった。

海外物流セグメントの売上高は31億7800万円(20.6%増)、経常利益は前年同期比200万円の3600万円となった。ベトナム現地法人の連結化に加えて、高級EV関連のアルミ製品取扱数量の増加による取引拡大があったものの、半導体不足や春先の上海ロックダウンの影響による自社稼働減が利益減の要因となった。

通期は、売上高475億円(1.7%増)、営業利益3億円(54.9%減)、経常利益4億円(48.3%減)、親会社に帰属する当期純利益2億9000万円(37.6%減)を見込んでいる。

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