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福山通運/4~9月の売上高2.3%増、営業利益6.7%増

2022年11月09日/決算

福山通運が11月9日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高1453億2500万円(前年同期比2.3%増)、営業利益116億8800万円(6.7%増)、経常利益123億5000万円(9.5%増)、親会社に帰属する四半期純利益80億5600万円(6.4%増)となった。

セグメント別では、運送事業においては、4月に岐阜かに支店(岐阜県)の開設やANA Cargoとの協業による高速輸送モデル(羽田空港~福岡地区)の運用を開始するなど、自社配送の強化と翌日配達エリアの拡大を推進し、輸送品質の向上とサービスの拡充に努めた。また、EC市場の拡大における顧客の要望に応えるため、配達業務を日本郵便に委託する運送業務委託契約を9月に締結し、EC荷物の取扱いを開始した。この結果、売上高は1252億300万円(0.7%増)、営業利益は109億5100万円(8.9%増)となった。

流通加工事業は、WMSを活用したリアルタイムな在庫管理による庫内業務の効率化に努めるとともに稼働率向上による取扱物量の拡大、自社化によるコスト削減に取り組んだ結果、売上高は105億3100万円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益は17億4200万円(6.9%増)。

国際事業は、海上運賃の高騰はピークを過ぎたものの、依然として高い水準にあり、海上コンテナ取扱本数の増加、海外でのトラック輸送の需要拡大などにより、売上高は65億5500万円(29.2%増)、営業利益は3億7900万円(44.1%増)と順調に推移した。

通期は、売上高2968億円(1.9%増)、営業利益231億円(4.6%増)、経常利益244億円(5.2%増)、親会社に帰属する当期純利益219億円(30.6%増)を見込んでいる。

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