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Resilire、豊田通商/サプライチェーン強靭化で業務提携締結

2022年11月10日/SCM・経営

Resilireと豊田通商は11月10日、業務提携を締結し、自動車サプライチェーン強靭化に向けた取り組みを開始した。

<新ブランドのロゴ>
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Resilireは、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」を提供し、サプライチェーンの可視化、国内外のリスク検知機能を提供している。豊田通商との業務提携により、「Resilire」を自動車産業により一層普及させると共に、豊田通商独自のソリューションと組み合わせ、リスク予防やリスク発生時のソリューション提供まで一気通貫したサービスを提供。

業務提携の概要は、まず、両社で提供していくサービスを「Resilire powerd by TOYOTA TSUSHO」という新ブランドを立ち上げ、自動車産業中心に普及させる。次いで、豊田通商独自のソリューションと組み合わせた、新機能のサービス開発検討を両社で行い、提供していく。

そして、豊田通商にResilireを導入し、豊田通商を起点としたサプライチェーン強靭化に寄与していく。

なお、近年、製品や市場、供給源の多角化に加えて、感染症や自然災害など、サプライチェーンに影響を与えるリスクが年々増大している。平時では、サプライチェーンが複雑化し、取引当事者が発注元や調達先の状態が把握しきれず、潜在的なリスクが拡大し、有事では、災害発生時に状況把握に時間を要し、初動対応が遅延し、被害が甚大化することも見受けられる。このように、企業を取り巻く環境が変化する中、供給停止による損失や信頼の失墜を未然に防止するために、サプライチェーンに潜むリスクへの対策を講じることが求められている。

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