豊田通商グループの一員である豊通物流は12月10日、再生可能エネルギー電力に変更可能な全ての物流センターの切り替えを11月1日から実施したと発表した。
これにより、Scope2(電力使用に伴う間接排出:企業が他社から購入・供給された電気、熱、蒸気を使用する際に間接的に排出される温室効果ガス(GHG)のこと)のGHG排出量は実質ゼロとなる。
今回の取り組みでは、豊通エネルギーが取次店として提供する「再エネ電力供給スキーム」を活用し、ユーラスグリーンエナジーの電力を導入した。さらに、ユーラスエナジーグループ発電所で生み出された(豊田通商グループの)環境価値が付与されることで、実質的にGHG排出ゼロの電力利用が可能となる。
同社では、「未来の子供たちにより良い地球を届ける」というミッションのもと、2030年までにGHG排出量を2019年比で50%削減することを目標としている。