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日本ロジテム/4~9月の売上高7.8%増、営業利益22.8%増

2022年11月14日/決算

日本ロジテムが11月14日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高305億3200万円(前年同期比7.8%増)、営業利益3億8800万円(22.8%増)、経常利益3億6200万円(8.7%増)、親会社に帰属する四半期純利益1億7200万円(9.3%減)となった。

売上高は、新設拠点の稼働開始等によりセンター事業とアセット事業が拡大したほか、ベトナムやタイの現地通貨に対して為替が円安で推移したことなどから、増収となった。

営業利益と経常利益は、売上高の拡大に伴う利益の増加に加えて、前年同期はアセット事業で倉庫の仕様変更に伴う費用を計上していたことなどから、利益率が改善し増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益で固定資産売却益が減少したことなどから減益となった。

同期は、国内では4月に開設した「上尾営業所」(埼玉県上尾市)の安定稼働に注力するとともに、9月には「群馬太田センター」(群馬県太田市)を新設するなど、事業の拡大を図った。また、AMR(自律型協業ロボット)等の先端技術を活用した物流機器・システムの導入を推進し、物流現場の効率化に取り組んだ。

海外では、ロックダウンの影響や需要回復に遅れがみられる地域があったものの、経済活動は総じて正常化に向かっており、事業環境の改善状況を踏まえ、既存業務の再強化を図りながら、新たなニーズの獲得に向けて営業活動を推進した。

管理面では、多様化・複雑化するリスクに対して、一層迅速な対応をとるため、本部組織の一部を見直し「リスクマネジメント本部」を新設した。

通期は、売上高610億円(5.0%増)、営業利益13億円(26.3%増)、経常利益12億円(14.4%増)、親会社に帰属する当期純利益7億円(10.6%増)を見込んでいる。

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