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フェデックス/ホリデーシーズンの輸送に多彩なオプション展開

2022年11月30日/3PL・物流企業

フェデックス エクスプレス(フェデックス)は11月30日、今年も、ホリデーシーズンに買い物をする人々とプレゼントを出荷する事業者を支援すると発表した。

<フェデックスの集荷の様子>
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フェデックスには、柔軟性が高く、繁忙期を通して事業者と消費者の双方から信頼される配送を実現する、多彩なオプションが用意されている。

その一つがフェデックス・インターナショナル・コネクト・プラス(FICP)。これは、競争力のある配送スピードと魅力的な価格を結びつけた越境EC配送サービスであり、AMEA地域内(オーストラリア、香港、インド、インドネシア、日本、中国本土、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾、フィリピン、タイ、ベトナム)であればほとんどの貨物を1~3営業日以内に配送可能。

また、急を要する貨物を対象としたフェデックス・インターナショナル・プライオリティ・エクスプレス(IPE)は、アジア、米国、カナダおよびヨーロッパのサービス適用国・地域の現地時間午前10時30分、あるいは正午までに配送するサービス。

利便性と管理面では、FedEx Delivery Manager International を利用することができ、消費者は貨物がいつ、どこに配送されるかを選択することができる。また、サービス強化により、配送通知とパーソナライズされたオプションが WhatsApp上で利用可能。荷物が出荷されていても配達日や場所の変更が可能なため、消費者は外出先でも配達状況を管理することができる。

安心面では、フェデックスのすべての貨物は、ネットワークを通して追跡することが可能。Picture Proof of Delivery(英文)を通じて貨物が到着したことを確認する写真を受け取ることで、利用者が安心できる究極の保証を実現する。

さらに、フェデックスは、サービスをEC市場と統合し、プラットフォームを離れることなく出荷ラベルを生成したり、エクスプレス・シッピング・サービスや国際出荷書類サービスのような機能を消費者が利用できるよう支援している。使いやすく手間がかからないサービス(英語)は、ホリデーシーズンなどの繁忙期にはEC取引業者にとって時間を節約する重要な手段となる。これは、最終消費者の顧客満足度向上にもつながるもの。

そして、フェデックスはグローバルで、2040年までにカーボンニュートラルな輸送業務を達成する目標を掲げており、配送サイクルにおける二酸化炭素排出量を削減するため、さまざまな手段を講じている。これには、ラストマイル配送の電気自動車への投資とデジタルソリューションの強化が含まれる。さらに、フェデックスは再生可能な梱包を実施して、配送プロセスでの廃棄物削減に取り組んでいる。

フェデックス エクスプレスのカワール・プリットアジア太平洋、中東、アフリカ(AMEA)地域社長は、「AMEA地域では、クリスマスから旧正月までの間にギフトシーズンが数か月間続く。消費者はこの時期にオンラインで活発に購買活動を行う傾向があり、特に中小企業を中心としたEC事業者は、競争力を維持するために最高のカスタマーエクスペリエンスを提供するよう全力をあげている。配送はカスタマーエクスペリエンスの中でも重要な要素であり、ホリデーシーズンの配送において、事業者や購入者にとって様々な用途で使いやすいソリューションを提供できるように取り組んでいる」と述べている。

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