いすゞ自動車は12月1日、国土交通省に「フォワード」のリコールを届け出た。
不具合の部位は原動機(EGRクーラ)。排気ガス再循環装置のEGRクーラにおいて、フィンの材質が不適切なため、排気ガス通路(チューブ)にフィンがろう付けされていないものがある。そのため、そのまま使用を続けると、チューブに亀裂が生じ、冷却水経路に排気ガスが侵入して冷却不良となり、最悪の場合、オーバーヒートに至るおそれがある。
改善措置は、全車両、EGRクーラを良品に交換する。また、特定の故障コードが確認された場合は、エンジンを交換する。不具合件数は74件、事故は無し。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001574008.pdf