佐川アドバンスは12月26日、厚生労働省から女性活躍推進法に基づく要件を満たしたとして「えるぼし認定」最高位の3つ星を、次世代育成支援対策推進法に基づく要件を満たしたとして「くるみん認定」を、それぞれ12月2日付で取得したと発表した。
「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づき、一定の要件を満たした場合、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業として認定する制度。
佐川アドバンスが取得した3つ星は三段階中の最高位にあたり、5つの基準(「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」)全てを満たした企業が取得できる。
「くるみん認定」は、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定した企業のうち、その行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業を「子育てサポート企業」として認定するもの。
佐川アドバンスでは、女性活躍推進(非正規雇用社員の正社員登用、残業抑制や柔軟な働き方の推進)や子育てサポート(育児休業を取得しやすい職場環境の整備、管理職手前の従業員を対象としたマネジメント研修)などの取り組みを推進しており、これらが評価され、両認定を取得することができた。
同社は、SGホールディングスグループで保険販売やオリジナルグッズの企画・販売などを多角的に事業展開しており、全従業員の半数以上が女性で構成されている。