三菱倉庫が1月31日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高2319億8700万円（前年同期比25.7％増）、営業利益181億1500万円（39.2％増）、経常利益252億2400万円（46.2％増）、親会社に帰属する四半期純利益215億8000万円（82.4％増）となった。
物流事業全体の売上高は2060億1200万円（32.4％増）、営業利益は149億2900万円（48.3％増）。売上高の内訳は、医薬品、飲料、自動車部品の取扱が増加した倉庫事業が479億4200万円（10.1％増）、陸上運送事業が393億4600万円（0.2％増）、コンテナ貨物の取扱が増加した港湾運送事業が177億800万円（3.5％増）、輸出入貨物の取扱増加や海上運賃単価上昇、為替円安の影響があった国際運送取扱事業が943億7300万円（89.5％増）と、全ての事業が増収となった。
なお、不動産事業全体の売上高は270億9600万円（10.1％減）、営業利益は74億6400万円（1.8％増）だった。
通期は、売上高2900億円（12.7％増）、営業利益220億円（21.2％増）、経常利益287億円（24.0％増）、親会社に帰属する当期純利益260億円（45.3％増）を見込んでいる。
