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ヤマトHD/4~12月は増収減益、中計の推進に伴う費用増加

2023年02月06日/決算

ヤマトホールディングスが2月6日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆3959億6700万円(前年同期比1.7%増)、営業利益664億円(16.1%減)、経常利益642億3500万円(24.6%減)、親会社に帰属する四半期純利益390億8700万円(18.2%減)となった。

セグメント別の概況では、リテール部門では、外部顧客への売上高は、多様化するニーズに応じた最適な荷物の発送や届けに取り組んだ結果6940億1000万円となり、前年同期に比べ0.9%増加した。営業費用は、中期経営計画「Oneヤマト2023」の推進に伴う費用が増加したことなどにより、前年同期に比べ5.8%増加し、営業利益は前年同期に比べ103億2400万円減少した。

法人部門の外部顧客への売上高は、EC需要拡大への対応や法人顧客の物流最適化に向けた取組みを推進したことなどにより6569億6700万円となり、前年同期に比べ6.0%増加した。営業費用は、中期経営計画「Oneヤマト2023」の推進に伴う費用が増加したことなどにより、前年同期に比べ5.1%増加し、営業利益は前年同期に比べ25億100万円減少した。

なお、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYは14億8200万個(2.6%増)、ネコポス3億1100万個(9.4%増)、クロネコDM便は6億700万冊(2.7%減)だった。

通期は売上高1兆8090億円(0.9%増)、営業利益が610億円(21.0%減)、経常利益が580億円(31.2%減)、親会社に帰属する当期純利益が450億円(19.6%減)としている。

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