ヤオコーは2月6日、埼玉県草加市に「ヤオコー草加物流センター」を開設すると発表した。
草加物流センターは、生鮮、日配、デリカ商品を取り扱うチルドセンター機能と、一般食品、酒類、住居、菓子商品を扱うグロッサリーセンター機能とで構成。運営はアサヒロジスティクスが手がける。
まずは2月13日からチルドセンター機能を先行して稼働し、6月をめどにグロッサリーセンター機能を稼働させる予定。配送店舗数は稼働時30店舗からスタートし、順次40店舗まで拡大していく計画だ。
ヤオコーは、第10次中期経営計画のメインテーマとして「2割強い店づくりの実現」を掲げており、これを具現化するインフラ整備の一環として、既存の物流センターに加えて草加物流センターを新設し、今後の店舗展開に対応可能な物流体制を構築する。
なお、草加物流センターには同社初となる自社WMS(倉庫管理システム)や、GTP(Goods To Person)シャトルと順立てシャトルを導入し、物流の効率化を図る。
■「ヤオコー草加物流センター」 概要
所在地:埼玉県草加市柿木町字宝1352-2(プロロジスパーク草加 1階)
建物構造:地上4階建 柱RC+梁S造(免震構造)
床面積(ヤオコー賃貸区画):3万2608.35m2
運営配送:アサヒロジスティクス
取扱業務:グロッサリー・チルド商品の仕分け・配送、各種付帯業務
【チルドセンター】
機能:通過型(生鮮、日配、デリカ)
稼働日:2月13日
配送店舗数:稼働時約30店舗(順次約40店舗まで拡大)
【グロッサリーセンター】
機能:在庫型(一般食品、酒類)、通過型(住居、菓子)、ワイン定温管理
稼働日:6月予定
配送店舗数:稼働時約30店舗(順次約40店舗まで拡大)