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JR貨物/1月のコンテナ貨物輸送量5.8%減の131.2万トン

2023年02月16日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が2月15日に発表した輸送動向によると、1月の輸送実績はコンテナが131万2000トン(前年同月比5.8%減)、車扱が84万3000トン(3.1%減)で、合計215万6000トン(4.7%減)となった。

コンテナは、新型コロナウイルスや原材料費高騰に伴う物価上昇による消費低迷の影響に加えて、強い冬型の気圧配置による風雪害の影響を受け、農産品・青果物を除く全ての品目で前年を下回った。

化学薬品および化学工業品は、樹脂等の需要減や風雪害の影響を受け減送となったほか、紙・パルプは、紙需要減に伴う生産減等により低調となった。

積合せ貨物は、風雪害の影響を受けブロックトレインに運休が発生したことや、輸送障害に備えた他モード優先利用により前年を下回った。

食料工業品は、風雪害の影響に加えて、飲料等の値上げの影響により消費が伸びず低調に推移した。

一方、農産品・青果物は、本年は北海道地区で玉葱の収穫が平年並みで、作柄不良であった前年を上回った。

車扱は、前年に比べ気温が高く推移し灯油を中心に石油が前年を下回った。

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