日本郵船は2月21日、グループの船舶管理会社エヌワイケイ・シップマネジメントが、2月12日付でナイジェリア人のタンコ・オランレワジュ・ウスマン(Tanko Olanrewaju Usman)氏をナイジェリアLNG社(NLNG)と長期傭船契約を締結しているLNG船「LNG OGUN」の船長に登用したと発表した。
日本郵船とNLNGは、ナイジェリア人の幹部配属化の実現のためにナイジェリア船員の育成に共同で取り組んでいる。日本郵船は国籍を問わず質の高い船員育成を推進しており、今回の船長誕生は優秀な船員のハイリスク船への幹部登用を促進してきた取り組みの成果。
ウスマン氏は、2007年から日本郵船グループが運航しているLNG船の航海士として乗務経験を積み、現在は初のナイジェリア人船長として実職務に就いている。