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丸井グループ/飲食テナントの廃油を燃料油に、自社物流で活用

2023年02月27日/CSR

丸井グループは2月27日、配送車両の燃料にユーグレナが製造・販売する次世代バイオ燃料「サステオ」を採用すると発表した。

<リサイクルフロー>
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サステオは、バイオマス(生物資源)を原料とし、配送用トラックのエンジンに対して内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料。

丸井の運営する店舗「マルイ・モディ」の飲食テナントなどから排出される使用済み食用油(年間に最大17万リットル)を、ユーグレナがサステオの原料の一部としてリサイクル活用。製造されたサステオを物流事業の子会社であるムービングが都内の「マルイ・モディ」全13店舗への配送トラックに使用することで、サーキュラーエコノミーモデルを実現する。

ムービングがサステオを使用することで、最大で年間20トンのCO2排出量を削減(2021年度比3.1%減)できる見通し。

丸井グループとユーグレナは、サステナブルな社会の実現に向けた共創を目的として、1月19日に資本業務提携契約を締結しており、今回の取り組みは提携の一環で実施する。

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