小丸交通財団は3月7日、ベトナム国家大学ホーチミン市校社会人文科学大学(ベトナム社会主義共和国)において、日越外交関係樹立50周年認定事業とし、第6回日本語作文スピーチコンテストを、同月4日に開催したと発表した。
4年ぶりの開催となる同コンテストには、飯島勲 内閣府官房参与、在ホーチミン日本国総領事館 渡邊信裕 総領事が来賓として臨席。広島大学ベトナムセンター、ベトナム国家大学ホーチミン市校社会人文科学大学と共催し、福山通運株が特別協賛した。
コンテストでは、「交通」というテーマで13大学101作品の応募があり、事前審査による13名がスピーチを披露。最優秀賞は「日本式メトロの導入で、ベトナム人の意識、習慣がより良いものに変化してほしい」とスピーチしたホーチミン市経済金融大学のグエン・タイン・ダットさんが受賞した。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。