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フェデックス/小学生が配送・営業・会計等の職種を疑似体験

2023年03月09日/CSR

フェデックス エクスプレスは3月9日、ジュニア・アチーブメント(JA)日本が運営するプログラム「スチューデント・シティ」で、東京都品川区の小学校37校の児童2600人以上に、さまざまな仕事を体験する機会を提供したと発表した。

参加児童は「スチューデント・シティ」に設置されているフェデックスの模擬ワールド・サービス・センター(フェデックスのブース)で配送担当者や営業担当者、輸送部門のマネジャー、会計担当者など、さまざまな職種を疑似体験し、ビジネスで利益を上げるという最終目標のために団結して取り組んだ。

児童は、配送サービスの価格設定や異なる営業戦略による貨物輸送に関するミーティングを何度も設けて議論。また、実際の物流ビジネスで行われるような、輸送業務のコスト管理を行いつつ、新たなアイデアの創出、配送サービスの革新、プロモーション、販売をどのように行うべきかを考えるブレインストーミングも経験した。

「スチューデント・シティ」は体験型経済教育プログラムとして小学生を対象に通年運営されており、品川区の公立小学生が参加している。同プログラムは品川区とジュニア・アチーブメント日本によって共同運営され、児童に対して経済、就業準備、企業家精神、財務リテラシーなどを教示。学生たちは再現された街「スチューデント・シティ」の住人となり、ものやサービスを「受ける生活者側」と「供給する企業側」を交互に体験する。

フェデックスは、2007年から「スチューデント・シティ」の活動を支援し、児童の将来的なキャリア形成のために起業家精神を育み、学び続けるよう奨励し、仕事を体験できる教室外学習の機会を提供している。

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