日本郵便と佐川急便は3月15日、宮城県の遠刈田温泉地域と山形県西村山郡西川町の一部地域で共同配送のトライアルを同日から開始したと発表した。期間は4月12日までの5週間。
共同配送では、佐川急便が全国で集荷した対象地域宛ての荷物(飛脚宅配便)を、営業所(白石営業所・山形営業所)から日本郵便の郵便局(遠刈田郵便局・西川郵便局)まで輸送して差し出し、郵便局でゆうパックラベルを貼付してゆうパックとして配達する。
今回の共同配送は、宅配サービスの持続可能性を高めるための検討課題の洗い出しを目的として実施するもの。両社では、今後それらの課題を解決し、限られた人的資源や配達資源を最大限活用することで、地域の顧客の利便性と事業継続の両立を目指す。