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キリンGL/無災害記録8000日達成等の事例をKGL大賞に選定

2023年03月14日/3PL・物流企業

キリングループロジスティクスは3月14日、2022年度の「キリングループロジスティクス大賞」発表会を同8日にキリングループ本社(東京都中野区)で開催したと発表した。

<発表会の様子>
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同社では、社会的功績により会社の名誉となる行為や、有益な創意工夫、改革、チャレンジ、安全・衛生などの観点で業務遂行上非常に高い効果を上げた取り組みを「キリングループロジスティクス大賞」として表彰している。

表彰はグループの部と個人の部に分けており、2022年度はグループの部で12件、個人の部で1名を表彰した。

グループの部では、無災害記録8000日を実現した東日本支社の取り組みや、計画的な事前準備によって2022年9月の仮需期の輸配送を完遂した全社での取り組みなどを表彰。

また、個人の部では、全社員を対象とするカイゼン提案の中から、提案数が多く、かつ最も高く評価された1名を表彰した。

発表会の内容は、受賞案件を今後に生かしていくため、WEB会議システムを使って多くの社員が視聴した。

発表会を終えて、安藤社長は「受賞案件の取り組み内容と成果は期待以上のものだった。取り組みの実行までにさまざまな困難があったと思うが、それを乗り越え成果に結びつけたのは、日頃の努力の積み重ねだと思う。引き続き従業員の皆さんには、あきらめずにチャレンジし続けてほしい。会社はそれを全力でサポートすることを約束する」とコメントした。

■表彰案件一覧
【グループの部】12件
・東日本支社「無災害記録の継続」
日々の一人一人の努力の積み重ねにより、安全文化醸成に結びつけ、無災害記録8000日を実現した。

・東日本支社「運営に関わる羽生・伊勢崎の連携シナジーの取り組み」
2支店で連携して課題解決や業務効率化や人財育成を取り組み、支店の相互支援が他拠点のモデルとなった。

・東日本支社「部門横断での配車人財育成の取り組み」
専門性が高い配車業務の人財育成の仕組みを作ったことで、要員確保と育成についての課題解決を実現した。

・西日本支社「広島支店外販の収支改善に向けた顧客開拓」
設備修繕やルール設定などの受入準備により安定稼働が実現し、他業務の外販獲得に繋がった。

・西日本支社「近畿ブロックの二次転送削減取り組み」
拠点間転送を必要最低限に削減することで、トラックの有効活用を実現した。

・九州支社「新しい働き方を実現する事務所リニューアル」
プロジェクトチームを中心に支社全員参画で多様な人財が活き活きと働けるオフィスを実現した。

・本社「グループ物流費の事業スキーム変更」
料金体系の見える化が従業員のコスト意識の醸成に繋がった。

・本社「組織風活性化取り組み(男性育休取得推進&社内オンラインインターンシップ)」
イクボスセミナーやアンケート実施を通じて従業員の男性育休に対する意識向上が進み、取得者増加にも繋がった。

・本社「2022年9月仮需期の輸配送完遂」
全社一丸となって方針や出荷ガイド作成など事前準備を計画的に実施することで混乱なく配送完遂を実現した。

・本社「パレット購入コスト削減プロジェクト活動」
パレット選別基準の標準化などにより、パレット購入コスト削減を実現した。

・本社「各種勉強会の実施・Teams活用推進」
全社を巻き込んだ各種勉強会やTeams利用推進など、将来につながる取り組みを実施した。

・ケーエルサービス東日本「中長期を見据えた適正要員確保の取り組み」
将来を見据えた要員計画を検討し、未経験者やペーパードライバーの採用・育成・定着までに繋げる取り組みを実施した。

【個人の部】1件
・ケーエルサービス九州 企画部朝倉営業所 高瀬 淳さん
ちょこっとカイゼンで年間最多の40件を提出、年間最多505ポイントを獲得。

<発表会に参加した受賞者>
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