日本ミシュランタイヤは3月14日、トラックバス用省燃費タイヤ「X MULTI Energy Z(エックス マルチ エナジー ゼット)」を同20日に発売すると発表した。サイズは275/80R22.5、価格はオープン。
同製品は、大型車の中・長距離車両向けに開発。ミシュランテクノロジーを採用し、ロングライフ性能と新コンパウンドによる低転がり抵抗性能を両立した。
特長としては、ロングライフ性能を向上させたことでローテーション回数を抑制し、ユーザーの省メンテナンスに貢献する。また、新コンパウンドの採用で低転がり抵抗を実現し、CO2排出量の削減や燃料消費の抑制に寄与する。
ミシュラン独自のテクノロジーとしては、カーカスとトレッド部の間にタイヤ回転方向に対してワイヤー材を平行に巻き上げ構成したコイル部材「インフィニコイル」や、タイヤの摩耗が進むにつれて新たに溝が生まれる「レジニオン」、部材間の応力と動きを抑制させる効果がある「デュラコイル」を採用し、優れた耐久性と低燃費性能を実現している。
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