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ウイングアーク1st/荷主と運送会社向け配車システム提供、分析も

2023年03月29日/SCM・経営

ウイングアーク1stは3月29日、物流業界・運送会社向けクラウドサービス「IKZO」の最新バージョンとなる、オンライン配車業務プラットフォーム 「IKZO Online」を4月1日、運送会社向け経営分析システム「IKZO Analytics」を5月1日より提供開始すると発表した。

同社は運送会社の配車業務をデジタル化する「IKZO Web」を2021年から提供してきたが、今回新たに荷主・運送会社がオンラインでつながる仕組みを機能開発し、「IKZO Online」に名称変更した。また、「IKZO Analytics」を「IKZO Online」のオプションサービスとして提供する。

<「IKZO Online」イメージ>
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「IKZO」最新バージョンでは、輸送依頼にあわせて、トラックとドライバーの割当をおこなう配車業務のデジタル化により業務を効率化する「IKZO Online」が、社内の営業所だけでなく、荷主と運送会社がオンラインでつながる。車両依頼・車番連絡・運賃の突き合わせなどの業務が「IKZO Online」上で完結できるほか、発注業務をオンライン化し、荷主・運送会社の双方で業務改善を実現する。

また、「IKZO Analytics」が、「IKZO Online」の受発注データと配車データと自動連携し、運営状況や取引先の数値を可視化、業務分析による経営管理の高度化を実現する。

2024年問題により、「荷物があるのに運べない」状況を避けるために、企業のデジタル化や省人化により、物流業界が補完しあう仕組みが業界の課題解決に必要不可欠とされてい同社は、業種・業務特化ソリューションを軸としたクラウド成長戦略のもと、物流DXの実現に向けて物流業界の業務改善につながる機能強化を図っていくとしている。

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