データを活用したソリューションの提供を手がけるビットクォーク（2023年2月設立）は4月7日、野村不動産と業務提携し、同社が運営する物流DX推進プラットフォーム「Techrum（テクラム）」に参画したと発表した。
ビットクォークは、最適な人員や在庫の配置、拠点間の業務配分などをデスクトップ上で精密に再現できる次世代型AIシミュレータ「assimee（アシミー）」を提供している。今後はTechrumへの参画を通じて、野村不動産や各参画企業と協働し、ソリューションをより良いものにすることで、さまざまな物流課題の解決に寄与していく。
assimeeでは、物流や製造のさまざまな状況をAIが予測、試行、分析したうえで、高い精度で最適な結果を導き出し、問題解決を促す。これまで経験や勘に頼っていたあいまいな部分や不足データ、不明点等もAIが適宜補完。プログラム言語等の専門知識不要でシミュレーション環境を構築することで、必要な時、必要な場所で最適化を実行できる。
