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フェデックス/空飛ぶ眼科病院へ資金、物流、運航で支援

2023年04月24日/3PL・物流企業

フェデックスは4月21日、約40年に渡りOrbis Flying Eye Hospital(空飛ぶ眼科病院)に対して、資金、物流および航空機の運航に対する支援を行っていることについて発表した。

<パイロットのインタビュー>

Orbisへの支援の歴史は、1982年にフェデックスがOrbisに対して航空機の寄付を行ったことに始まる。2000年以降にOrbisに対する最初のグローバル・スポンサーとなり、2016年にはフェデックスがOrbisに寄付をした航空機(MD10)が3代目のFlying EyeHospital(空飛ぶ眼科病院)として改修される。現在はOrbisへの主要な支援企業として、資金、物流および航空機の運航へのサポートを継続的に行う。今後、フェデックスは現時点で2026年までのパートナーシップ(5年間)を約束している。

Orbis Flying Eye Hospital(空飛ぶ眼科病院)への支援内容は、多岐にわたる。5年間のパートナーシップの一環として、支援が必要な国や患者に無償で提供されるFlying Eye Hospital(空飛ぶ眼科病院)の年2回の実施を支援。また、医療支援プログラム実施で必要な医療用品の無償輸送(毎年15万ドル相当)を提供。2026年までに世界の各地域の眼科医や眼科の専門家10人に対して、医療訓練FedExFellows(フェデックス・フェローズ)プログラムの実施を支援。年1回の機材の安全点検を含む、定期的なメンテナンス、そして必要に応じて、予備の航空機部品を提供する。そして、温度管理が必要な医薬品等の輸送時に、貨物の状態をモニタリングすることができるSenseAwareを提供。

フェデックス従業員がボランティアで実施したものには、Flying Eye Hospital(空飛ぶ眼科病院を操縦するパイロットの派遣、航空機の整備、他のボランティアパイロットへのトレーニングの提供、2020年度(2019年6月~2020年5 月)でパイロット飛行時間204時間とフライトシミュレータ訓練時間112時間を提供している。

なお、Flying Eye Hospital(空飛ぶ眼科病院)内の手術前後に患者をケアする部屋は、フェデックスの社名を冠し FedEx Preoperative and Postoperative Care Room(フェデックス・術前後ケアルーム)と名付けられている。

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