LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





KIC/都内で物流関係者招き懇親会、約50人が参加

2023年04月24日/CSR

KICホールディングスは4月21日、東京都あきる野市で12月に竣工予定の物流施設「KICあきる野ディストリビューションセンター」のレセプションを都内で開催した。

会には物流関係者など約50人が参加。全2部制で、第1部ではKICと太陽光発電で提携しているスマートソーラーの手塚 博文代表によるセミナーと、同物件の紹介。続く2部では参加者による懇親会が行われた。

<スマートソーラーの手塚 博文代表>
2023424kic2 520x347 - KIC/都内で物流関係者招き懇親会、約50人が参加

1部の手塚代表による講演では、「高騰する電力料金対策 次世代ディストリビューションセンターの電力コスト削減と脱炭素社会実現について」をテーマに、地球温暖化による影響や、脱炭素化に向けた日本をはじめとする各国による取り組みを説明したうえで、高騰が続く電気料金対策としてオンサイトPPAによる電力供給モデルを紹介。

KICあきる野ディストリビューションセンターに導入する太陽光発電システムによって、年間400万円超の経済的メリットがあるという試算結果を紹介し、太陽光発電の有効性を参加者に訴求した。

続いて、KICあきる野ディストリビューションセンターの物件紹介では、圏央道「あきる野IC」から3.8kmと至近な同物件の立地優位性を強調。時間外労働時間の上限規制によってモノが運べなくなる物流の「2024年問題」への対策として、「高速道路から至近で渋滞も少ないためアクセス性が高く、ドライバーの運転時間や負荷の削減に寄与する」と、同物件による優位性を説明した。

<KICホールディングスの峯田 勝之 会長>
2023424kic1 520x347 - KIC/都内で物流関係者招き懇親会、約50人が参加

第2部の懇親会では、立食形式で参加者同士が情報交換などを行い、親交を深めた。

乾杯の挨拶では、KICホールディングスの峯田 勝之 会長が「当社では、CASBEEのAランク取得など環境に配慮した施設の開発に注力しており、同物件でもPPA(Power Purchase Agreement:電力供給契約)によって供給される電力を安価に利用してコストを引き下げることができる。また、普及が進むEVについても敷地内に高機能の充電ステーションを設けることで、テナント企業によるEVの活用を支援する。今後も『KICの物流施設いいね!』と言ってもらえるような物件を開発していきたい」と語り、今後も環境配慮型の物流施設開発に注力していく姿勢を改めて示した。

<「KICあきる野ディストリビューションセンター」完成予想図>
2023424kic 520x241 - KIC/都内で物流関係者招き懇親会、約50人が参加

■「KICあきる野ディストリビューションセンター」概要
所在地:東京都あきる野市小川東1-1ー7
敷地面積:1万4706.26m2
用途地域:準工業地域
建物構造:鉄骨鉄筋コンクリート造
階数:地上4階
延床面積:2万5846.65m2
着工:2022年10月21日
竣工:2023年12月31日(予定)

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース