鴻池運輸は5月9日、内閣官房 健康・医療戦略室が2023年3月14日、インド・デリーで主催した「日印ヘルスケア官民カンファレンス」において、医療卸・メーカー、医療機関向けに提供する鴻池運輸のメディカル事業を紹介したと発表した。
カンファレンスへの参加は、これまで鴻池運輸が、経済産業省や厚生労働省の委託事業、JICAの協力準備調査等の多くの取り組みを通じて蓄積したインド医療業界に関する知見に加え、日本・インド両政府や医療関連機関と構築した良好な関係等を背景に実現したもの。
このカンファレンスでは、鴻池運輸 事業開発本部の江島 真也副本部長が、日本で提供する医療器材の洗浄・滅菌や、病院内の手術室支援・物品管理サービスおよび、これらのインドでの応用展開構想、加えて、インドで展開中の医療材料・病院・医師のデータベース事業や医療関連企業のインド進出支援について発表した。
鴻池運輸は、インド事業を「中期経営計画」(2023年3月期~2025年3月期)の注力事業の一つとして位置づけている。
同社では今後も、インドの医療における課題解決、発展に向けて、鴻池運輸のメディカル事業を通じて貢献していきたい考え、としている。