日新が5月9日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1941億6500万円(前年同期比0.8%増)、営業利益126億4300万円(39.0%増)、経常利益136億3400万円(38.3%増)、親会社に帰属する当期純利益105億2800万円(65.4%増)となった。
物流事業の売上高は前連結会計年度に比べ0.7%減の1876億8800万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ26.2%増の118億2600万円となった。日本の航空輸出では、機械設備等の取り扱いが堅調に推移し、輸入では自動車関連貨物の取り扱いが収益に貢献した。海上輸出では、機械設備や化学品の取り扱いが堅調に推移し、輸入では食品や雑貨等の取り扱いが好調となり、倉庫事業において食品の取り扱いが堅調に推移した。
次期は、売上高1900億円(2.1%減)、営業利益85億円(32.8%減)、経常利益90億円(34.0%減)、親会社に帰属する当期純利益65億円(38.3%減)を見込んでいる。
日本郵船/4~6月の売上高14.8%増、営業利益39.9%増