川西倉庫が5月10日に発表した2023年3月期決算によると、売上高271億700万円（前年同期比14.8％増）、営業利益8億9300万円（13.9％増）、経常利益9億5800万円（11.1％増）、親会社に帰属する当期純利益14億9200万円（185.3％増）となった。
国内物流事業では、貨物の荷動きが好調に推移し、倉庫業、港湾運送業、運送業等の各事業でも前期を上回ったほか、国際物流事業についても海上運賃単価が下落傾向にはあるものの前期に比べ高い水準で推移し、為替の影響や取扱高も堅調に推移したことにより、売上高、営業利益及び経常利益は前期を上回った。親会社株主に帰属する当期純利益についても経常利益の増加に加え特別利益に受取補償金等を計上したこともあり、前期を大きく上回る結果となった。
その結果、セグメントごとの業績は、国内物流事業が売上高199億1300万円（7.7％増）、営業利益10億9700万円（15.9％減）。国際物流事業が売上高68億1400万円（42.6％増）、営業利益6億8000万円（126.7％増）となった。
次期は、売上高256億7000万円（5.3％減）、営業利益9億6000万円（7.4％増）、経常利益10億円（4.4％増）、親会社に帰属する当期純利益5億9000万円（60.5％減）を見込んでいる。
