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吉田運送/船舶モーダルシフト効率化へ新機能コンテナ運用開始

2023年05月10日/IT・機器

吉田運送は5月10日、海上コンテナ用のトレーラーに載せることで、陸送用のウィング車両化できる機能性コンテナ「スイッチボディ」を、坂東インランドデポにて運用開始すると発表した。これにより船舶モーダルシフトなど運送効率の向上に寄与し、労働力不足やドライバーの労働環境改善、輸送量当たりの二酸化炭素排出量削減などに貢献を目指す。

<スイッチボディ(運用イメージ)>
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スイッチボディとは、一般の陸送に用いるウィング開閉を可能とする機能性コンテナ。海上コンテナ用の車両に、ウィング型の開閉部分をもつスイッチボディを搭載することにより、通常コンテナより積み下ろしの効率性が増し、一般的な輸送に適した車両へと転用できるのが特徴。

<船舶モーダルシフトへの貢献(イメージ図)>
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これにより、海上コンテナ用の車両を有する運送業者が一般陸送の兼業が可能となり、総輸送力の底上げとともに業務の柔軟性が増すことでドライバー不足(2024年問題)対策の一助となることが期待される。

同社は「スイッチボディ」について「『場』を行きかう『車』を対象とした効率化という新たなベクトルでの試み。今後もコンテナのさらなる高度活用の可能性を追求し、運送業界にまつわる課題に貢献していきたい」としている。

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