住友倉庫が5月12日に発表した2023年3月期決算によると、売上高2239億4800万円（前年同期比3.2％減）、営業利益260億9000万円（6.0％減）、経常利益291億1500万円（4.3％減）、親会社に帰属する当期純利益224億5500万円（14.0％増）となった。
物流事業では、倉庫業では機械部品等の取扱いが増加し、また保管残高も好調に推移したことから、倉庫収入は304億1500万円（5.3％増）となった。港湾運送業では、コンテナ荷捌の収益が微増となったことから、港湾運送収入は323億7500万円（0.2％増）。国際輸送収入は702億5200万円（前21.0％増）、陸上運送業及びその他の業務では、ｅコマース関連輸送が堅調であったことなどにより、陸上運送ほか収入は606億6200万円（2.6％増）。以上の結果、物流事業の売上高は1937億600万円（8.6％増）となり、営業利益は、156億3500万円（9.3％増）となった。
また、海運事業では売上高は214億6800万円（52.9％減）、営業利益は102億95百万円（21.7％減）。
次期は、売上高2000億円（10.7％減）、営業利益145億円（44.4％減）、経常利益181億円（37.8％減）、親会社に帰属する当期純利益124億円（44.8％減）を見込んでいる。
