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キャブステーション/岡山県トラ協の安全教育システムと提携

2023年05月18日/IT・機器

キャブステーションは5月18日、岡山県トラック協会の交通安全対策事業の一環である「ドライバー教育」について業務提携を行うと発表した。

<ドライバー安全教育システム「グッドラーニング!」>
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岡山県トラック協会の会員事業者はキャブステーションが運営するドライバー安全教育システム「グッドラーニング!」を無料で利用することが可能となる。

物流業界での業務の見直しや効率化が図られる中で、どのように安全管理を行っていけばよいのか。 中でもドライバーへの安全教育には膨大な時間と労力が必要。国交省が定めるものだけでも年間12項目。 労働時間が少なくなるドライバーに効率的に効果的な指導をしていかなければならない。

この課題を解決するためにキャブステーションが開発したのが「グッドラーニング!」。 グッドラーニング!は時間や場所を選ばすにパソコン、スマホで法定教育はもちろん、安全について様々なコンテンツを学習することができるeラーニングシステム。 新しい学習方法を提案することで運輸業界に貢献し、国交省のホームページ「運輸安全取組み事例」でも紹介されるサービスとなっている。

岡山県トラック協会では「新しい交通安全事業としてドライバー教育をeラーニングで行うことができる「グッドラーニング!」を導入することとなった。ドライバーが無理のないスケジュールの中で効果的な学習を行うことができることが最大のメリットであり、今後のトラック業界の実情に即したサービスであると考えている。 会員事業者にはぜひグッドラーニング!を活用し、2024年問題が迫るなか、更なる安全への取り組みを進めていってほしい」としている。

今回の提携の背景には、当然ながら2024年問題がある。物流が停滞し社会全体に影響を及ぼすことが懸念され、トラック事業者の売り上げが下がりドライバーの収入が減るといった問題も指摘されている。慢性的な人手不足に悩む運送業界だが、さらなる人材不足を招くことになるのではないかという危機感だ。

事業用トラックにおける交通事故件数は年々減少傾向にある。業界をあげて安全対策に取り組んできた結果であり、また2021年には国交省が「事業用自動車総合安全プラン2025」を策定し2025年までにトラック事故における死者数は190人以下、重傷者数は1280人以下を目指すとされている。トラック事業者にとって安全はすべてに優先する。

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