福山通運と小丸交通財団は5月19日、広島県福山東警察署と共催で、広島県の福山市立東中学校で全校生徒443名を対象にした交通安全教室を同17日に開催したと発表した。
東中学校は、町の中心部にあり、車の交通量が多い幹線道路に面しているため、登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたい学校の要望を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、交差点や横断歩道における安全行動等について体験学習を行った。
生徒からは「運転席からの死角がたくさんあったので、注意して交差点を通行します」など、交通安全意識の向上につながる感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。